これがOODAモデルだ。PDCAと何が違うの?という話になりそうなので、その点についても少し触れたい。PDCAモデルはスタートアップからすると間違った方向へ引きずられる可能性の高いモデルだと感じる。悪い例を下記に示してみたい。

Plan:経営管理者が投げる達成すべきKPIがその担当者にとっての全てになりがちだ。そしてそのKPIを達成するために担当者は自分の全てのリソースをそこに投入する。

Do:KPI達成のために広告宣伝費だろうが何だろうが投下する。マーケ予算が限られている場合は長時間労働や他の手で帳尻合わせを行ってしまう。

Check:Checkにおいてもテクニックのオンパレードだ。含まれるはずのない数字が含まれたり、手柄の取り合いなんかが始まったりする。当然だ、どれだけ完璧なアトリビューション分析を行ったって一つのCVが誰の手柄になるかといえば誰のものとも定義し難い。チーム全体の手柄であるべきなのに。

Act:ここで行われる改善は、「そもそもこの指標を追うべきなのか?正しい目標設定なのか?この施策を以ってこの指標を追うべきなのか?」というそもそも論に立ち返らないことが多い。ペイド広告ならひたすらその施策内でのPDCAを回してしまう。

スタートアップにとって上記のような悪いPDCAが回った時、決定的に抜けているのがOODAモデルで毎回頭のプロセスにくるセンスメイキング、つまり最新の現状把握である。環境が夏から冬に変わっているというのに、「半袖シャツの売上をMoM110%で伸ばしていけ!」という春先に飛んだPlanが方針転換されない限りは担当者は110%で伸ばし続けなくてはいけない。そうなると帳尻合わせが発生する。「今が夏の南半球で売ればいいのでは!?」海外展開をそのような判断で行っていくのは非常に危険に感じる。だからこそのOODAモデルだ。ベストは都度PDCAとOODAを社内全員が回せる状態ではないだろうか。

各担当者が都度OO、つまりセンスメイキングを行い、施策の実施有無を含めて検討し、実行する(やりきる)。その全てのフィードバックは経営管理者に素直にフィードバックされる。経営管理者はそのフィードバックを元に最新のもう一段上の経営においてのOODAを巡らせ、そもそものPlanの改善に落とし込む。

絶対的な一貫性に欠ける、というデメリットはもちろんある。が、間違った方向へ意気地を持ちすぎて崩壊へ物事が向かうのはスタートアップにとってありえない。この場合、一貫性を持つべきは企業のビジョンである。これはどんな時も不変だ。そのビジョンを達成するための施策については常に柔軟性高く、最新の状況に適応しながら、最適解を打ち続ける。それこそがスタートアップに必要なものなのではないかと最近考えている。これについては私自身、まだ答えは見えていないのでいつかこの記事に被せる形で進捗など報告していきたいと思う。このアイデアについてはまだ詰め切れてない部分が多すぎるのでぜひ皆さんにもコメントなどでツッこんで頂けると本当に嬉しい。

私がこうやって様々な形で皆さんに情報を発信することで皆さんの行動を誘発し、幸せで世が満ちることを祈って。

幸せな瞬間を、もっと世界に。



SOURCE

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here